むし歯治療

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感染の窓をご存じですか?

感染の窓をご存じですか?

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯の原因菌は存在しません。しかし、生活するうちに、やがてまわりの大人の唾液を介して感染するといわれています。むし歯の原因菌に感染しやすい時期を指す『感染の窓』は、1歳7ヶ月(19ヶ月)~2歳7ヶ月(31ヶ月)です。この3歳までの間に、感染しないようにしっかりケアをすれば、将来的にもむし歯になりにくい口腔内環境になることが期待できます。

むし歯は予防が可能な病気ですので、JR浦和駅西口より徒歩2分の歯医者「さいたま・こども矯正歯科」は、予防に力を入れています。そして治療が必要になったときには、できるだけ痛みを抑えた治療をご提供します。

なるべくむし歯の治療は行いません

なるべくむし歯の治療は行いません

むし歯にかからなければ治療の必要はありません。そのため、とくにお子さんには、むし歯予防が基本です。毎日のはみがきや仕上げみがき、食育や食生活のアドバイスなどのほか、予防処置として、歯面へのフッ素塗布を行います。ごく初期段階のむし歯ならフッ素塗布による再石灰化でむし歯の悪化が防げるからです。定期的な高濃度フッ素塗布はむし歯予防に有効です。

むし歯の状態によっては削らなければならないこともありますが、その際の判断は慎重に行います。

4歳より小さいお子さんへ

少しでも快適に診療を受けていただけるように、4歳までのお子さんは午前中のご来院をおすすめします。それはストレス軽減のためです。午後はストレスがかかる傾向があるので無理のないように通院してください。

むし歯には急性と慢性があります

急性と慢性のむし歯の違いは、進行速度と形態、そして発症しやすい年齢です。

むし歯には急性と慢性があります

慢性のむし歯は、中高年がかかりやすく、進行速度が比較的遅く、浅く横に広がっていきます。そのため、「穿下性(せんかせい)」という進行形態です。ゆっくり進行するので、「第三象牙質」といわれるむし歯に抵抗する歯質がつくられて、歯の神経にまで達するのには時間がかかるのです。そのため「しみる」「痛む」などの症状があらわれにくいのが特徴です。

むし歯には急性と慢性があります

急性のむし歯は若い方に多く見られるむし歯で進行速度がとても速く、下へと穴が広がっていくので、歯が痛くなるまでの時間が短めです。「穿通性(せんつうせい)」という進行形態です。乳歯の急性症状はほとんど治療をしません。それは痛みによりじっとできないことが多く、治療にならないからです。その際にはまずお薬で痛みを抑えてから治療のためのトレーニングを行って、治療に進みます。

まずは治療に慣れるトレーニングを行います

まずは治療に慣れるトレーニングを行いますまずは治療に慣れるトレーニングを行います

お子さんが歯科医院に楽しく通っていただけるように、無理やりの治療はいたしません。そのため、スムーズに治療に進めそうにないときには、お子さんの気持ちを尊重しながら、治療に慣れてもらうトレーニングを3回ほど実施します。

トレーニングをクリアした時点で治療が必要なお子さんには笑気麻酔を使い、おだやかな気持ちのまま治療に進んでもらいます。その際にも注射の麻酔はいたしません。注射はほとんどのお子さんが苦手ですから。

3回のトレーニングがクリアできなかったときは、治療は難しいので他院にご紹介することもあります。

治療のトレーニング
  • 1人で診療室に入る
  • 診療チェアに上がって横になれる
  • 診療チェアで手足をじっとしていられる
  • 口の中に風を当てる、水を入れるなどができる
  • 口の中の水をバキュームで吸える
  • 笑気マスクを鼻に当てられる など

痛みを抑え、こわさを感じにくい治療を

痛みを抑え、こわさを感じにくい治療を

痛みが感じにくくなり、不安が和らぎ、こわさを抑えるのに有効なのが「笑気吸入鎮静法」です。鼻につけたマスクから、甘い匂いのする笑気ガスを吸う方法で、小児歯科治療では低濃度笑気ガス麻酔によって痛みを抑えます。お子さんにとって「痛くない」のはとても大切なことです。痛くなければ、協力してくれますし、治療にも予防にも積極的になってくれるので、お口の健康につながるのです。

吸入された笑気は、肺から血液に流れ込むので5分以内に鎮静状態になります。また血中から出ていくのがとても早いので、笑気の吸入を終えれば、すみやかに鎮静状態から通常状態に戻ります。治療後は数分で帰宅できるので安心です。