浦和駅に歯周病インプラント研究所を作る意味⑥
引き続きロマリンダ編です
浦和駅東口 徒歩1分 たぼ歯科医院 院長 多保学です。
長くなってきましたが引き続きロマリンダ編行きますね笑。もう少々おつきあいください。よく日本の先生方に質問されることがあります。
『アメリカと日本は何が違うの??』
まずさんざん話に出しましたが、学生時代からの教育がまったく違います。
次に治療を受ける側の患者さんですが、これも全然違います。
まずアメリカの患者さんはすごくデンタルIQが高いです。これはまずアメリカでは歯科治療に保険が効きません。
ですので当然歯を治すのはすごくお金がかかります。虫歯の治療をうけて被せものをするとなるとだいたい10−15万くらいは確実にかかります。日本だと4000円くらいですかね。神経の治療をすると根っこの1本あたり5万くらいです。奥歯だと平均して15万は根っこの治療だけでかかります。ちなみに日本だと数千円です。
ですので皆自分の健康を維持するのに必死なわけです!
なぜそんなに治療費が高いかというと、僕ら歯科医師のやっている治療は被せものなどの材料費がすごく高くアメリカでは一人の患者さんにだけ使う材料もたくさんあります。また被せものなども日本より高いです。また日本では歯科医師は医師ではないように扱われることが多々ありますが、アメリカでは1番地位が高いと言われています。学生アンケートで夢の職業の順位が毎年アメリカでは発表されますが、必ず3位以内に入ります。
心臓を悪くして治療費が高いといって治療しない人はそうそういないですよね??歯が悪いとおいしいものを食べれなくなり生活の質は当然落ちます。そうすると噛めないことにより、ボケがはやくなったり、うつになったりといろいろな体の問題が起きてきます。
それをアメリカ人はよく理解しているように思えます。
アメリカ留学からかえってきて栗林歯科医院という浦安の歯科医院で歯周病、インプラント、口腔外科専門医として2年勤めました。
浦安には比較的、外人の方が多く住んでいて何人もの外国人患者さんを担当しました。皆口を揃えて言えるのはよく歯科のことを理解しています。またよりよい治療を求め保険診療はあまり選ばれませんでした。
説明する前にだいたいの方が治療等を理解されていた印象です。
最後にロマリンダ大学でインプラント治療で一番難しいとされている抜歯即時埋入の手術直後に患者さんとの1枚です。
浦和駅東口 徒歩1分 たぼ歯科医院 院長 多保学