予防プログラム
MTM

当院の予防プログラム「MTM」

はじめに

たぼ歯科医院では、MTM(メディカル・トリートメント・モデル)と呼ばれる予防プログラムを採用し治療を行っております。

現在、日本の歯科医療は根本的な原因を解決せずに治療を行い、再発・再治療を繰り返し、最終的には歯を失うといった結果を招いているのが実情です。

そんな中、この予防プログラムは多角的に検査を行い、根本となる原因を追究し患者様ごとに適切な処置を行います。

  • 歯の治療の現状歯の治療の現状
  • 歯を失う原因歯を失う原因

日本の歯を失う原因の85%が「むし歯」「歯周病」「破折」で歯を失っています。
この原因がわかっているのになぜ、阻止することができないのでしょうか。
それは、日本ではむし歯と歯周病に対しての原因を診断する検査を行ってないからです。

むし歯・歯周病に対する検査を当院では初診時にしっかりと行い、患者様に最適な治療計画を立案し治療をスタートいたします。

Step01問診と検査

Step1 問診

まずは、困っている部位や症状について、じっくりとお話を伺います。
リラックスして何でもお話しください。

検査①【口腔内・顔貌の写真撮影】

検査①【口腔内・顔貌の写真撮影】

診療前の状況を視覚的に確認できるように、デジタルカメラでお口の中、お顔全体の写真撮影を行います。
お顔の写真は左右の筋肉の対称性や噛み合わせの高さの診断に使用します。

検査②【レントゲン撮影】

検査②【レントゲン撮影】

お口全体の診断を行うためにレントゲンを撮影します。このレントゲンでは口腔内の状態、顎骨内の病変、顎関節等のスクリーニングを行います。

検査②【レントゲン撮影】

細かい部分に分けてレントゲンをとることにより詰め物の下のむし歯、合っていないかぶせもの、歯周病による骨の吸収状態などがわかります。

検査③【歯周病検査】

  • 検査③【歯周病検査】
  • 検査③【歯周病検査】

歯周病の検査を行います。
検査は、プローブと呼ばれる細い道具を用い、歯と歯肉の境目の溝(歯肉溝= 歯周ポケット)の深さを計ります。
歯周ポケットの深さと出血の有無が歯周病の進行度の目安となるのです。歯周病検査についての詳細はこちらをご覧ください。
※図は株式会社moritaより抜粋

検査④【唾液検査】

検査④【唾液検査】

唾液の検査を行い、虫歯のリスクを判定します。
この検査でわかるのはむし歯菌の数、唾液の量と唾液の力です。
飲食の回数、フッ素の使用状況のデータをとり、それを数値化します。その検査データをスウェーデンのカリオグラムというシステムに入れることによって将来のむし歯を防ぐ確率を出すことができます。

検査⑤【OHIS】

検査⑤【OHIS】

OHISとは歯周病の検査で得られた値と細かいレントゲンの評価を元に現在・未来の歯周病のリスクを評価します。
現在の歯周病のリスクは数字の1~100で評価します。
未来の歯周病のリスクは1~5の5段階で評価します。
現在、歯周病のリスクがないようにみえても、隠れた未来の歯周病のリスクを評価できます。

痛い部分や大きなむし歯の応急処置

痛い部分の応急処置・大きなむし歯の応急処置

急性症状(腫れがある時)や前歯の詰め物、痛みのある大きなむし歯の場合は、初診時に応急処置を行います。

Step02検査結果説明と初期治療

検査結果の説明

  • 検査結果の解説
  • 検査結果の解説

すべての検査の結果(むし歯や歯周病について)わかりやすく丁寧にご説明します。
検査結果をもとに個々の患者さんの状態に合わせてむし歯・歯周病の予防プログラムをご提案いたします。
気になることは何でもお気軽にご質問ください。

歯周初期治療(歯石除去・歯面清掃・口腔内清掃状態の改善)

歯石除去・クリーニング・口腔内清掃状態の改善・歯周初期治療

歯石の除去や口腔内清掃指導などの、歯周初期治療を行い口腔内の清掃状態の改善を行います。

炎症(腫れや出血)がありよく磨けていない状態では詰め物や被せ物の治療は行えません。歯を長持ちさせるために、口腔内がキレイな状態になってから詰め物や被せ物の治療を行います。

Step03初期治療後の再評価と治療計画説明

再評価の説明

step03 再評価

歯周組織検査の再評価(再検査)を行い、口腔内環境がキレイになったかの結果の説明を行います。

治療計画の説明

  • 治療計画の説明
  • 治療計画の説明

パソコンや資料などで、わかりやすく丁寧に今の状態と治療方針についてご説明します。気になることは何でもお気軽にご質問ください。

治療費用などの説明

step03 再評価

治療計画の説明と共にお見積書を提示させていただきます。その際通常は3パターンぐらいの治療計画を提示いたします。

Step04一般治療と専門医治療
  • 治療開始
  • 治療開始

一般治療

口腔内の清掃状態の改善、歯肉の炎症が治まったら治療開始となります。
しっかりとした予後のよい治療をするためには、歯肉が健康的な状態になっていることが重要です。
ただし、急性症状(痛みがある時)や前歯の詰め物が取れて見た目が悪くなってしまった等の急を要する場合は、初診時に応急処置を行います。

専門医治療

当院には専門医が在籍しております。一般歯科に加え必要に応じて専門医の治療を行います。各分野のエキスパートが治療を担当することでより質の高い治療を実現します。
例)重度の歯周病、難しい根管治療、矯正治療、インプラント治療

専門医治療

Step05メインテナンス

プロフェッショナルケア

step03 再評価

お口の中の健康な状態(むし歯や歯周病にならないような状態)を維持するためには定期的なメインテナンス(プロフェッショナルケア)が必要です。
むし歯と歯周病はどちらもバイオフィルム感染症のため、歯科医院での定期的なバイオフィルムの除去(歯石除去・歯面清掃)・リスクアセスメント(各種検査・撮影など)を行うことが必要です。

治療費についてはこちらで紹介しています。

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